CFTCデータ締日と公開日のズレの補正方法と活用方法に関するご回答(2025/04/01)
ご質問:
CFTCのデータですが、先週見ていたグラフと今週のグラフの形が違うって事あるのでしょうか?
ゴールドのチャートでDXYのCFTCのデータなのですが先週はずっと変化なく横ばいだったのに今日帰ってPCを見た所CmNetのグラフに変化がありました。
3月25日のデータで、1日のチャートでした。なぜこの様な事が起こるのでしょうか?ご返信宜しくお願い致します。
ご回答:
ご質問、ありがとうございます!
CFTCデータは週1回の頻度で更新されるため、トレーディングビューの仕様上、次のような挙動を示します:
- データは週に1回のみ更新されます
- 新データが公開されるまでは、前回更新されたデータがそのまま表示されます
- 新データが追加された時点で「バックデート」と呼ばれる処理が行われ、過去のデータも同時に更新されます
このメカニズムにより、先週ご覧になっていたグラフと今週のグラフで形状に変化が生じたものと考えられます。
ご不明点がございましたら、いつでもお問い合わせください。
ご参考:
CFTCのCOTデータ(Commitments of Traders Report)は毎週金曜日に公開されています。このデータは、火曜日時点のポジション情報を収集し、処理した後に公開される仕組みになっています。
具体的なスケジュールは以下の通りです:
- 火曜日:市場参加者からのポジション情報が集計されます
- 水曜日〜木曜日:CFTCがデータを処理・分析します
- 金曜日(通常は東部時間14:30/日本時間では土曜日早朝):データが公式ウェブサイトで公開されます
ただし、祝日や特別な状況によって公開が遅れることもあります。
例えば、米国の祝日が火曜日にある場合、その週のデータ収集は前日の月曜日に行われ、金曜日に公開されることがあります。
また、年末年始やその他の行政上の理由で公開スケジュールが変更されることもありますので、重要な投資判断を行う際には公式サイトで最新の公開スケジュールを確認することをお勧めします。
Release Schedule
https://www.cftc.gov/MarketReports/CommitmentsofTraders/ReleaseSchedule/index.htm
COTレポートには複数の形式(レガシー形式、補足形式、短期形式など)があり、さまざまな市場参加者(商業トレーダー、非商業トレーダー、インデックストレーダーなど)のポジション情報が含まれています。
追加でのご質問:
内容確認しました。ありがとうございます。しかしそれでは更に気になる事がありまして、以前ブログにて配信されていました
https://cocosta.jp/blog/2024/cftc-hunter-combination-strategy/
ですが、日足ですよね?こちらはリアルタイムでは無く結果こうなりましたという事でしょうか?もしそうなのでしたら、ブログに記載されています内容は無理なのでは?と感じてしまうのですが、、、。
なにか、見方があるのでしょうか?ご返信よろしくお願い致します。
ご回答:
CFTCデータと日足チャートの整合性について
ブログで掲載されているチャートは確かに日足ベースですが、このデータの活用には重要なタイミングの要素があります。
ブログでの明確な説明
ブログ内では、このデータの使い方について以下のように明確に記載されています:
データの見方とタイミング
CFTCのデータは火曜日に締められ、実際に投資家が見られるのは金曜日の終わり(日本時間では土曜日)です。そのため、月曜日や火曜日からどのように動くかを見ていく必要があります。
この記述は非常に重要で、CFTCデータを使った分析が「後出し」ではなく、実用的な予測ツールとなる根拠を示しています。
実際の運用方法
データの流れとタイミング
ここがポイントです!CFTCデータには「タイムラグ」があります:
- 火曜日:市場参加者のポジション情報が集計されます
- 金曜夕方/土曜早朝(日本時間):データが公式に公開されます
- 週末:多くのトレーダーがデータを分析します
- 翌週月曜日以降:分析結果に基づいてポジションを調整します
つまり、「過去のデータ」ではありますが、それを見た市場参加者が「これから」どう動くかを予測するのに使えるんですね。
トレーディングビューでの設定方法
専門的な設定方法として、「オフセット」という数値があります。これは簡単に言うと「データと価格の表示ズレを調整する」機能です。
- マイナス1(標準設定):火曜日時点のデータと価格を合わせます
- プラス3:市場参加者がデータを見た後の月曜日以降の動きと合わせます
オフセット+3に設定すると、「このデータを見たトレーダーたちがどう反応したか」をチャート上で確認できるようになります。
例えば「トレーダー数が10を下回った」というデータを週末に見たトレーダーが、翌週からロングポジションを増やしていく様子などが分かります。
市場の記憶という特性
もう一つ面白い特性として「市場の記憶」があります。
例えば「過去にこの建玉の数値になったとき動いた」という記憶が市場参加者の間で共有されていると、同じ数値に到達したときに再び同じ行動が起きやすくなります。
これは心理的な側面も強いですね。
組み合わせの威力
ブログでは「CFTCデータ」と「中銀ハンター」の組み合わせについて触れています。
CFTCデータは週に1回の更新ですが、中銀ハンターは日々の流動性変化を追えるため、両方を使うことでより精度の高い分析ができるようになります。
これがブログで紹介されていた内容の本質です。リアルタイムではなく「週末に公開されるデータを元に翌週の動きを予測する」という考え方とも言えます。
当コースはツールの販売のみですので、上記のような一般的な解釈でのご説明となりますことを、ご了承ください。
より詳しい取引方法を学びたい場合は、トレーディングカレッジの週次レポートがとても参考になりますよ!
何か分かりにくい点があれば、お気軽にお尋ねください!
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