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マーケット参加者との知恵比べであるトレードで生き残るには、狩猟に出る優秀なハンターを考えれば良いでしょう。

ターゲットたる鹿を狩りに行くのに、どれだけ優秀なライフルを持っていても、野原を全速力で走り回る鹿が相手では当たるものも当たりません。

獲物を仕留めるためには、まず相手の足を止め、行き先を限定し、動く先が読める場所に誘導することが必要でしょう。

その上で相手の動きを見極め、確実に仕留められるチャンスを待ち、見つけ、そっと引き金を引く。

実はマーケットで生き抜くプロの運用者も、フィールドは違えど、まったく同じことしています。

では、５分足等のデイトレード型スタイルにも対応する、即効性の高いファンダメンタルの使い方から、客観的なデータに基づいたポイントの突き方を取り入れることで、あなたのトレードスタイルがどのように進化するのかを、見ていってみましょう！

金利と聞くと、スワップポイントを稼ぐためのもの。数ヶ月は固定で短期的な値動きには関係のないものという感覚を持たれる方も多いかもしれません。

当コースで使う金利情報は、現実のマーケットでその瞬間に取引をされているものであり、中長期から５分足・１分足まで意思決定に使えるものです。

例えば以下のドル円の１時間足チャートを見てみましょう（過去ディスカッション内からの抜粋）

ローソク足がドル円。折れ線グラフが金利情報です。赤枠で囲った部分を見ると、金利がドル円を下へ引っ張ろうとしているにもかかわらず、値段が抵抗をしていることが分かります。

下はその後のチャート。赤枠は上のチャート以降の部分です。

金利に引きづられ、落ちてきたことが明白であり、さらに□で囲った枠内の①を見ると、103.80から一時的なニセの上昇を見せています。

このリアルタイムで変動するファンダメンタルを使わなければ、一時的な上への動きに翻弄され、ロングで飛び込みストップアウトしていたかもしれません。

逆に金利を武器にする技術があれば、②の下落が本筋であることを捉え、何らかのテクニカルでショートを狙える可能性も出てきます。

このように、表面的な値動きに惑わされず、相場を磁力のように引きつけるファンダメンタルの力を味方につけることで、あなたは全く新しい次元で取引を行うのです。

受講に関するご質問①

ポジション情報と価格帯別出来高の違いは何でしょうか？

ご回答①

当コースで学んで頂くポジション情報は、米国のCFTCが公表しているデータを分析して市場の偏りを数値化し、取引のチャンスを見つけていく方法となります。

このデータは米国のファンド、実需筋、大小トレーダーのポジション動向を含んだものですので、信頼度が高く、またファンド等の運用者が必ずチェックをして取引の意思決定に使われているものです。

これを知ることのメリットはもちろん、自分が保有するポジションが「不利な側」にいないかを確認することもできるツールと言えます。

ポジションのデータ取得は無料となり、これを正しく入手し分析する方法を、ステップ・バイ・ステップで学んでいただけます。

また講義内で学ぶ「価格帯別出来高」は、トレーディングビュー社が有料オプションで提供しているサービスとなります。

価格帯ごとの出来高をチャート上においていくことで、出来高の大きな価格帯を視覚的に把握することができます。

※　出来高が表示されるペアには、すべて対応しています。

• ポジション動向＝主要プレイヤーの数値がすべて反映されたもの：マーケットの全体像
• 価格帯別出来高＝チャート上の出来高を価格帯別に置き換えたもの：テクニカルとファンダの中間的なツール

このように考えて頂ければイメージは近いと思います。

有料サービスは、後に必要と感じられれば利用されれば結構です。優先順位としては、ポジション動向の方が遥かに高くなります。

受講に関するご質問②

ポジション情報が分かるのはどんな通貨ペアですか

ご回答②

米ドル建ての通貨ペアは、ほとんど対応しております。

USDJPY, EURUSD,GBPUSD, AUDUSD, NZDUSD, CHFUSD, CADUSD 等です。

もちろん、通貨ペアにとどまらず、ゴールド、プラチナ等の貴金属、WTIやブレント原油、米国債なども対応をしております。

なぜ「そのポイント」が分かる？

取引を始める前に、値段が早く動いたり、頭を打たれる場所が分かっているのであれば取引を楽に進めることができるとは思いませんか？

これを可能にする確実な方法の一つが、「出来高」を使うアプローチです。

ただFX取引の経験をされた方なら、株式やコモディティと違い外為で正しい出来高を知る方法がないこともご存知かもしれません。

ところが、ユーロ・円・ポンド等は、出来高情報を無料で入手できるのです。

理由は、それらが先物として取引所を経由した売買が行われているからです。

この情報を使い、チャートと数字から値動きが加速するエリア、止まる場所を事前に特定を刷ることができます。

例えば以下の動画は、価格帯別の出来高情報を使い、５分足でのポンドドル取引デモを行っていた際のものです。

ちょうど素通りするポイントを説明していた瞬間にマーケットが走り、そして突き抜けていきました。

これはアクシデント的な偶然ですが、出来高を把握することで値段の走り方を事前に見つけておくことが出来るパワーは、感じていただけるのではないでしょうか？

マーケットに参加する人々が合意をして価格を形成していった足跡こそが出来高です。あなたは、値段を作る土台とも言える出来高の分布を捉え、そして次にマーケットが反応する場所、性質を特定し、自分の取引に取り込んで行くのです！

あなたは当コースを通じ、勝ち続けるプロのディーラーが使う取引方法を身に付けます。

FXという広く野性的な市場を全速で逃げる獲物。それをファンダメンタルという柵で足止めし、テクニカルというライフルで仕留める技術です。

とはいえ、このような感想を持たれるかもしれません。

●　数字が苦手な私にできるだろうか

●　表計算と聞くと抵抗を感じてしまう

まったく自然な感情です。そして、だからこそ、とてつもなく大きなアドバンテージがあるのです。

トレードは参加者が持ち込んだ資金を、勝ち組が総取りするゼロサム・ゲームの世界です。

そして、多くの人が面倒だと取り組みを避けるがゆえに、少しだけの努力を費やした少数の人に利益が移転されるのです。

今こそ仕留める技術を身に着け、あなたの実力を解き放ちましょう！

当コースは、「トレーディングカレッジ」で提供しているFX取引向けの講義をまとめ、一連のコースとして受講できるように追加・改編を加え、新コースとして誕生をしたものです。

同コース内では毎日新しいコンテンツが追加をされ、おなじく受講生からも質問や要望などが、ほとんど毎日届きます。

それら、レベルの高くシビアな疑問、要望に応えながら完成をしたレクチャー。それらを分かりやすくまとめたコースですので、より多くの方の要望に添い、より即効性が高く、身近なものとなっております。

これまでに届いた質問・リクエストの事例

●　週に1回出るIMMのポジションを5分足の短期取引に活かす方法は？

●　価格帯別の出来高（マーケットプロファイル）の正しい使い方は？

●　ハーモニックとファンダメンタルを組み合わせる具体例は？

Etc…

これまでに受け取った疑問やリクエストの一部です。

当コースは、このようなリクエストに最新マーケットから、具体的な事例をもとに回答の講義を追加するなかで完成をしてきたものです。

取引の対象と方法

当コースが前提としている取引の市場は、外国為替スポット市場でのアウトライト（※注） 取引です。

取り扱う通貨ペアは米ドル・ストレートのみで、ドル円（USD/JPY）とポンドドル（GBP/USD）に注力した構成となります。

このように、対象を具体的に絞ったコースとなりますので、FX取引を（デモを含め）すでに経験された方の方が、習得は早くなります。

もしコースの内容で不明点がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。適時、回答を追加していきます。

※　アウトライト・・・単一の通貨ペアをスポット市場にて取引し、売買の差益を狙う取引のこと。